梅二題
昨年11月から思い立って俳句を始めましたが、パターンとして定着したのが、①写真をとる、②俳句を詠む、③英訳する、④ブログにアップする、⑤Twitterにリンクする の流れとなっている。
今日の日経の記事にも俳句はデンマークとかでも流行っているとか。。。
俳句は、5・7・5の言葉の構成と季語が必須なのですが、この季語自体が現代社会生活の中では「死語」となっており、そのため『歳時記』という季語辞典兼俳句作品集をよく読みこんで理解しなければならないという古典的な要素もあります。
例えば「梅」の季語は春なのですが、「探梅」や「梅を訪ねる」は冬の季語となっています。俳句作りのためと称し散策に出かけることを吟行と言いますが、上の写真は1月24日に「探梅行」として、家内と横浜の三渓園に出かけたときのものです。その時の句:
春を待つはやる心に梅一輪
long waiting for / spring to come / there see a white plum flower bloom ///
http://nichijoutei.blogspot.com/2010/01/one-plum-flower.html (その写真)
今年の立春は2月4日。陰暦ではまだ12月21日ということで、旧正月の前に立春が来ることを「年内立春」というそうです。これも冬の季語ということのようですが。。。
その立春の翌日2月5日に出張で福岡に行ってきました。前日は佐賀・北九州と回り、当初は予定していなかった福岡を翌日に入れたため時間に余裕があり、大宰府に初めて行ってみることにしました。息子の受験のお守りを買うという親バカな理由と有名な「飛梅」を見てみたいと思ったからでした。
上の写真がそうで、2月に入り寒い日が続いていた中ですが、さすがに福岡の天候は穏やかで、「飛梅」も二分咲きの様子でした。意外に小ぶりな木でしたね。これは、俳句をひねりだそうと考えましたが、中々難しくて断念した次第です。
Labels: 随筆
2 Comments:
福岡行ったんですか。母が福岡に住んでいますが、今年は抗がん剤などがあるのでついに妹の近所か同居となります。結果として何回か福岡に帰省することになりますが、その後は行く用事がなくなり、単なる旅になるということなんですね。時間の経過がしばしば語られますが、田舎もなくなるしますます根無し草になるのですね、年とっても。(NK)
そうそう。NKさんの故郷やなと思っていました。大宰府もアジアからの訪問者にあふれてました。時間の経過とともに、何事も変わっていく「不易流行」の世界だと思います。
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