だってBだから

へんなおじさんたちのブログ。

Sunday, October 17, 2010

春から秋へ

 今年の春は人事異動で5年間のダイレクト推進の部長から人材育成の部長になった。

 この数年間を振り返ると、インターネット関連アプリケーション・プロダクトの進化はかなりのもので、新しいチャレンジも楽しい機会だった。同時に会社全体としては、会計問題によって完全外資系になったり、メガバンクの傘下に入ったりと激変の環境でもあった。

この春はまさにこのような激変を最終し、方向性をしっかり定めてスタートするという「新しい時代」の幕開けであり、そのタイミングでの人材育成は、会社の組織風土を一から設計し、醸成すること、社員一人一人の適材としての能力を向上させることと思い、新環境を自分流に存分にアジャストさせてきた。

 そして、季節は廻り春から秋へ。先週末の人事異動で香港の現法の社長に就任することになった。10年以上も前にやり残し感もバックにしまいこんで撤退してきた香港へ、今、戻ることとなった。さすがに海外ブランクも長いので不安も大きいが、今回は一つ一つの仕事を丁寧にしっかりと積み上げていこう。仕事をするのもあと10年間程度だと考えると、今回のミッションが今までのキャリアのほぼ総決算となることは間違いない。

 ただし、前のめりになって転ばないように、「ゆっくりと、ゆっくりと。」を心掛けていこう。皆さんとはしばしのお別れにありますが、お元気で。

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Saturday, March 13, 2010

四半世紀

東京証券取引所の横にあるオフィスに入社したのが1985年(昭和60年)、丁度四半世紀前です。

それ以来、オフィス変遷の履歴だけみても、品川、五反田、新川ダイヤビル5号館、ロンドン・ビクトリアストリート、香港・No.1パシフィックプレイス、丸の内、兜町、新川ダイヤビル5号館、同1号館、同5号館、木場と12回も居場所を変えてきました。

また、この5年間は比較的長期間となったインターネット関連の仕事をしていましたが、今回の異動(3月8日内示、11日発令)で、人材育成の部署に配置替えとなりました。

数年前から人材育成の重要さに警鐘を鳴らしてきたこともあり、やりがいもありますが、環境変化もかなり劇的な中となってしまったため、難易度もかなり高い仕事となりそうです。

内示の日に見上げた東証の上に広がる空は、四半世紀前と同じく青く、彼方へ抜けていくようでした。

(東京:中央区日本橋 東京証券取引所 3月8日撮影)

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Saturday, February 27, 2010

谷中七福神を訪ねて

先週21日に谷中七福神を訪ねる小旅行に出た。小旅行なので万歩計以外は手ぶら。ポイントは、知らない場所を歩く、見る・撮る、食べる、しゃべる、記録するということだろう。地図があると便利なので、インターネットでそれらしいガイダンスを検索、印刷し準備は整った。
(ガイダンス)
http://matsumo-web.hp.infoseek.co.jp/7fukujin/pagec2.htm

11時46分宮崎台発の田園都市線に乗り田端駅着。残念ながら1月10日まで七福神が開帳されているということで、外観のみからの巡礼となった。
・東覚寺(福禄寿) :人望を授ける神
・星雲寺(恵比寿) :笑顔と愛嬌の神
・修性院(布袋尊) :清い欲のない心を授ける神 
・天王寺(毘沙門天):勇気を授ける神
・長安寺(寿老人) :延命長寿の神
・護国院(大黒天) :財宝を授ける神 
・不忍池弁天堂 (弁財天):芸の道を助ける神

(東覚寺 赤紙不動尊) 建て直しされたばかり

(長安寺 大仏の背景には高層マンション ここで一句)

春巡り大仏知らぬ背の現世
spring is here again /
a great Biddha statue never notices /
its backyard reality ///




(小路 トーフ屋の笛の音が風情をよんでいた)

(ノスタルジーの喫茶店)

(東京から富士山が見えるという富士見坂 谷中銀座の向こう)
(護国院にて)

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Monday, February 15, 2010

梅二題




 昨年11月から思い立って俳句を始めましたが、パターンとして定着したのが、①写真をとる、②俳句を詠む、③英訳する、④ブログにアップする、⑤Twitterにリンクする の流れとなっている。
 今日の日経の記事にも俳句はデンマークとかでも流行っているとか。。。

 俳句は、5・7・5の言葉の構成と季語が必須なのですが、この季語自体が現代社会生活の中では「死語」となっており、そのため『歳時記』という季語辞典兼俳句作品集をよく読みこんで理解しなければならないという古典的な要素もあります。

 例えば「梅」の季語は春なのですが、「探梅」や「梅を訪ねる」は冬の季語となっています。俳句作りのためと称し散策に出かけることを吟行と言いますが、上の写真は1月24日に「探梅行」として、家内と横浜の三渓園に出かけたときのものです。その時の句:

春を待つはやる心に梅一輪

long waiting for / spring to come / there see a white plum flower bloom ///
http://nichijoutei.blogspot.com/2010/01/one-plum-flower.html (その写真)

 
 今年の立春は2月4日。陰暦ではまだ12月21日ということで、旧正月の前に立春が来ることを「年内立春」というそうです。これも冬の季語ということのようですが。。。

 その立春の翌日2月5日に出張で福岡に行ってきました。前日は佐賀・北九州と回り、当初は予定していなかった福岡を翌日に入れたため時間に余裕があり、大宰府に初めて行ってみることにしました。息子の受験のお守りを買うという親バカな理由と有名な「飛梅」を見てみたいと思ったからでした。

 上の写真がそうで、2月に入り寒い日が続いていた中ですが、さすがに福岡の天候は穏やかで、「飛梅」も二分咲きの様子でした。意外に小ぶりな木でしたね。これは、俳句をひねりだそうと考えましたが、中々難しくて断念した次第です。

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Sunday, January 10, 2010

寅年 - Year of tiger


新年が始まり一週間経過しました。今年もよろしくお願いします。 昨年は年男でしたが、「寅さん」に主役が変わり新しい年に臨んでいます。昨年よりも国内経済環境には落ち着きが見えてきていますが、米国の地域金融・経済の疲弊とか中国景気の走りすぎとか懸念もあります。ギリシャのEU脱退とかも織り込む必要がありますかね。 日本がバブル崩壊後経験した「失われた10年」につながるような危機の芽を摘んでいただいて、その中で私たちも生き生きとした一年にしていきたいものです。 今年は、自分自身としても今の職場に丸5年ということなので、転勤の可能性がかなり高そうです。10年前にすべて戻っていくような施策が立て続けに打たれ始めているので、来るべき変化に果敢に挑戦していきたいと思います。 正月には一家で書初めをしてきましたが、今年で13回目となりました。年頭にあたっての抱負みたいなものを書くことにしていますが、私の今年のお題は「創造」。体も心の再構成も含めてしっかりとやっていこうっと。

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Thursday, December 10, 2009

たまプラーザ進化す!


先週末、噂のリニューアル後のたまプラーザに出かけました。どこかの空港のような高い構造的な屋根。今まで静かだった駅の南側の大きなショッピングセンター。発展し、人口を集める田園都市線のメジャーを誇っている。
ショッピングといっても、来年の手帳を買って、スタバで休憩して帰りました。コンセプトとして、年齢層としては30代向けのような気がして、やや疲れました。来年もいい年になればいいですね。

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Saturday, November 21, 2009

イルミネーション


11月も中旬となり、早くも年末風情が漂い始めました。今年は、3月頃に各市況も底を打ち、商品市況や新興国マーケットも好調を維持しています。一方、日本は8月末に政権交代があり変革も期待されましたが、年末に向けてはデフレ景色が広がっています。92年頃の経済規模まで逆戻りとか。
 
オフィスの周りの木には、イルミネーション。日本の社会状況や景気にも本質的な輝きは難しいとしても、何らかのイルミネーションが必要なのではないでしょうか。
平静な心と自然を愛でる目 俳句を始めております。
日常亭俳諧

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Sunday, November 01, 2009

繁栄稲荷を見つけました。


先週、昼の時間にぶらりと会社の近所を散策にしていると偶然に、木場 繁栄稲荷という社に行き当たりました。横には「大丸コアビル」があり、左の由緒を読むとなるほどね、と納得しました。歴史と由緒を感じました。

"当神社の起源は江戸時代の中期、宝暦7年(1757年)にこの木場に創祀されたことにはじまります。大丸の業祖下村彦右衛門正啓は、享保2年(1717年)伏見に創業し、寛保3年(1743年)日本橋大伝馬町に江戸店を設けましたが、越えて宝暦7年(1757年)深川木場四丁目すなわち現在の繁栄橋橋畔に貯木場を備える別墅を営み、その一郭に社殿を造り、伏見稲荷大社の御分霊を祀り、繁栄稲荷と称したのです。祭神の霊験はあらたかで、地元の木場はもとより江戸一円の信仰を集め、3月12、13日の例祭には門前市がたつ大賑わいで、その側に架せられた橋も、いつしか繁栄橋と称されるようになりました。明治末年、大丸が東京店(旧江戸店)を閉じ、木場の別墅も廃したとき、社殿は先代根津嘉一郎氏の青山邸(現根津美術館地内)に移り、同家の嘉栄稲荷として祀られ、関東大震災、第二次世界大戦の空襲にもその災禍を免れ、二百年前のお姿のまま残ってまいりました。昭和35年5月のこと、たまたまその社殿が繁栄稲荷のものであったことがわかり、根津家の御厚意でぢ丸に御返譲していただくこととなりました。窮地に近接したこの地に境城を卜して、昔ながらのお姿をもって、本殿玉垣その他を移築、あらたに伏見稲荷大社の御分霊を勧請してお祀りすることとなりました。"

http://www.withfox.jp/guidekoutou/kibaHaneiinarijinja.html

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Sunday, October 18, 2009

昭和記念公園に行きました。


初めて昭和記念公園に行ってきました。自宅からは都合一時間強の行程でしたが、今日は秋晴れの中、入場料も無料ということもあり、かなりの数の行楽客でした。広大な敷地の入口から30分以上歩き、公園の奥にある「コスモスの丘」を目的に歩け歩けで、すがすがしい秋の一日を過ごしました。これからも今まで行ったことのない東京や地方のあちらこちらを訪れてみた
いと思います。
また、昨日はウェントワース会(ゴルフコンペ)があり、当社がロンドンから撤退後も10年以上(年2回開催)続いている由緒があるコンペで、11人という少ない参加者でしたが私も参加しました。新規会員もないまま、私が最年少の参加で、諸先輩方は引退後でもいつも元気にプレーされています。

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Sunday, October 11, 2009

今日はとてもいい天気でした。


 今日は、どこまでも澄みわたる秋空の下、会社の友人の結婚式に出てきました。27歳、中学の同級生同士の結婚ということもあり、若々しさにあふれた良い式でした。

どちらかというと、親御さんの年齢に近づいてきているので、新婦のご両親への挨拶は「うっ」と涙腺に来てしまい、自分自身も歳をとったなと感じてしまいます。

4月から、将来のための準備プロジェクトとして、色々進めてきていますが、ブログ更新もその一つのエクセサイズです。Twitterなども絡めて試行錯誤も進んできていますので、皆さまにもサイトを公開しますね。

敬天愛人:ゆっくりと、ゆっくりと です。
http://mmkeiten.blogspot.com/

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Sunday, September 13, 2009

今年はゴーヤにトライしました。

今年は、2月中旬にぎっくり腰になり2ヶ月間は腰痛との戦いとなった。なかなか安心して体を動かせるようにはならず、腰痛はその後、やや治まったものの坐骨神経痛のため左足がずっとピリピリ、突っ張っている状況が続いた。
人生初の病気との向き合い。昨年、俄かなゴルフブームでちょっと無理をしすぎたかなとも反省。実は、老後の「趣味開発」ではないが、時間の使い方を意識して変化させることをこの2年間程度積み重ねてきており、ゴルフに正面から向き合うこともその一つであったのだ。
そのぎっくり腰だが、耐えている期間はさすがに何をする気も起きなくて、「健全な肉体に健全な精神が宿る」という言葉を実証するように、趣味開発も停滞し気味だったので、ベランダ菜園も草ぼうぼうで悲惨な状況となっていた。
奥さんがプランターの雑草を見かねて除草をしたのが7月。その後、腰の調子もハリ治療のかいもあって回復してくるとともに季節遅れとなったゴーヤを初めて試しに2苗購入した。毎朝水を出社前に撒き、8月には思ったよりもずーっと弦が伸び、ベランダには残暑をさえぎるちょっとした「緑のカーテン」が出現。上の写真はやっと収穫することができた小ぶりのゴーヤ、さっそくチャンプルーで美味しくいただきました。趣味開発の一つの柱がぐらつき、もうひとつの柱が出てきたって感じかな。

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