ブレイブストーリー：NK

NY行きの飛行機の中でみた。長大な原作を読んでいないので全体をつかみきれていないが、アニメとしての感想を。まず、ジブリちっくなのり（子供を描くというあたり、例えば学校に行く途中に狭い道を抜けて遅刻ぎりぎりだったり）から始まり、ビジョンという国に入ると、変なキャラがばしばしでてくるディズニーの不思議の国のアリスみたいな絵の展開になり、その後だんだん遊戯王とかデジモンみたいな雰囲気で戦いの世界に入る。興味深い点は、ブレイブであることの意味。まさにDead man's chestの正反対。自分の目的（妹を生き返らせる）だけのために破壊行動も厭わない友人と比較して、主人公が得るものは、「人の犠牲の上に自分の運命を良くする」ことはブレイブではないということ。お父さんの家出を受け入れて自分が強くなることというこの解決策。勇気とか正義とかいう言葉がいかにさまざまかを感じさせられた。でも宝玉を集める途中でなぜもとの世界に友人は戻ったのかとか、ストーリー的に少なくともアニメでは全然わからず違和感のかたまり。

イングリッド・バーグマン3本(ePisu)

明けましておめでとうございます。
正月に、家族で、古い映画のDVDを3本、続けて観ました。
「ガス燈(GASLIGHT)」（1944年）、「汚名(NOTORIOUS)」（1946年）、「別離(INTERMEZZO)」（1939年）。
アカデミー賞3回受賞の大女優を眺めながら、寝正月でした。
「汚名」は、かつて、ルクセンブルグの名画座（ドイツ語とフランス語の字幕）で見たことに、途中で気付きました。
尚、今年もどうぞ宜しく。