火点し時(ひともしどき)
一日を人生に譬えると、朝起き(産まれ)、眠りにつく(死ぬ)サイクル。もし、輪廻があり、生まれ変わることがあればまた新しい一日を始めることもできるのでしょうが、つまるところ一期一会、死んでおしまいの一回限りの人生です。
一日の中でも最も活動的な時間って人それぞれ、色々ありますが、
この写真にあるのが夕方の6時半です。これから家路に向かう人、友人と一杯飲みに行く人、長い長い夜を楽しもうとする人。まさに、ワクワク時間です。一日のつもりに積もった話もあるしね。
今日も就業時間の範囲も終わり、「こんなものか」と見極めて、それはそれとして横に置きつつ、明日に向かってまた何かを準備する。また、眠りにつくまでの時間を自分自身が自由にできる時間として一日の反省をしたり、まったく別のことに没頭する。
一日を振り返り、何かをしようとするには早すぎもせず、遅すぎもしない「火点し時(ひともしどき)」。今はそんな時間帯を生きているのかな。
Labels: 随筆 ひともしどき
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