だってBだから

へんなおじさんたちのブログ。

Tuesday, January 24, 2023

不合理な死

 

 時代を超えて、現代では不合理な死につながるような事態はあまりない、と思われてきた。
 デジタルが水脈のように張り巡り、発展途上国や専制政治国の「不自由」な中からも意識の覚醒と自己表現の感情からの止むに止まれぬ発信があり、「現代」のグローバル化、情報のインフラ化が不可逆な流れで進んでいる。

 そんな中でウクライナの事態を言うに及ばず、発生し続ける不合理な死。日本に生まれ、日本に育ち、幸せな人生だとは思うが、目線を外に向けると現代のグローバル化の進展の中で見逃せない死を迎えている人がいる。我々はこれに対し、何をどう受け止め、何をすべきか?

不合理な死をしっかり覚悟する中で、日々すべきことをするということかな。

Monday, January 16, 2023

その時は、いつ?

 3月11日(土)17:00〜次回会食。スリー・ストーンさんの幹事役で継続しているが、コロナ禍で、開催にはやはり大きな支障となっていた。

 入社時同期の集まりではあるものの、既に退職した人ばかりで、メンバーの中では私がこの3月末で、最後の退職者となる。定年退職後であって、継続雇用の辞退によるものの、という但書がつくが。

 昭和60年、1985年入社からの38年が経過し、当たり前にそれぞれの人生があり、それぞれの価値観が作られてきている。

 Birds of a feather flock together. その中でもBタイプという類型を切り口に集まってきた。参考になることも多い。熊本熊さんともお会いしたい気持ちも強いな。その時は、いつ?

Saturday, January 14, 2023

ゆるぎない日常ーPart2

 

 還暦を迎えて、時間の過ぎるスピードがさらに速くなるってことがあるのか。年末が誕生日なので、還暦後の一年間を過ごした感想となる。

 忙しさを分解すると、インプットとアウトプット、処理の複雑さ、頻度・件数ということになる。また、非経験とか未経験による試行錯誤によるというファクターもあるのだろう。

 ゆるぎない日常を作っていくためには、こういった全てのことを体系化し、整理していくことが大切で、そのためにフレームワークが不可欠なものとなる。新しく会社を設立し、社内との接点を大きく再編成するとともに、多くのインプット、アウトプット、処理を再設計し、綺麗な流れに仕立て直すこと。

 揺るぎない日常は、一つ一つのアクション、一瞬一瞬の判断、それらの蓄積と大きな視座から成り立っている。

Sunday, May 01, 2011

ゆるぎない日常

3.11という言葉が9.11と同じように使われ始めている。昨日までの物事に対する見方がその日を境に全く変わらざるを得ないという時間の断層。

戦後1945年からバブルのピークとなった1990年までの45年間という短期間で、あれだけの高度成長と世界的水準の競争力や確固とした存在感を確立してきた諸先輩。

その後、「失われた20年間」という情けない事態に陥り、残念ながらまだそこからの脱出の処方箋が描けていない私達。

そして、3.11。明らかに生きていることの意味付けが変わりつつある。今後の中長期の日本の在り方を問う。その中で自分やその周りの人達との関係もしっかりと考え、行動する。

また、意識されにくい意識の流れを意識し、認識する。そしてそれを客観的に外から眺め、それが判ることに多くのエネルギーを費やすこと。

ゆるぎない日常を確かに積み重ねていく。

(香港:セントラル 3月15日撮影)

Sunday, December 19, 2010

気の流れと機の兆し

10月24日に香港に来て、約2か月が過ぎました。一から会社を作るに等しいプロセスを経験していますが、自分一人ではないので、試行錯誤という無駄なこともほとんどなく、皆に助けられた形で着地は成功しているといえるでしょう。

来年からは具体的なビジネス推進および会社の体裁をよりグローバルなものにしていくということになります。楽しみです。

11月末は家内が引越しを手伝いに来港してくれて、色々と家事関連の買い物もしてくれたので、不足物をちょこちょこ買い足したりしながら、プライベートな面でもしっかりと根付いてきている。

前回の赴任は6年間という長期だったけど、今回はやはり3年~4年かな。仕事も海外生活もしっかりと楽しみながら時間を有意義に過ごしていこうと思う。そう、気の流れと機の兆しを体全体で意識しながら。


(香港:太古城 Apita 11月21日撮影)

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Sunday, October 17, 2010

春から秋へ

 今年の春は人事異動で5年間のダイレクト推進の部長から人材育成の部長になった。

 この数年間を振り返ると、インターネット関連アプリケーション・プロダクトの進化はかなりのもので、新しいチャレンジも楽しい機会だった。同時に会社全体としては、会計問題によって完全外資系になったり、メガバンクの傘下に入ったりと激変の環境でもあった。

この春はまさにこのような激変を最終し、方向性をしっかり定めてスタートするという「新しい時代」の幕開けであり、そのタイミングでの人材育成は、会社の組織風土を一から設計し、醸成すること、社員一人一人の適材としての能力を向上させることと思い、新環境を自分流に存分にアジャストさせてきた。

 そして、季節は廻り春から秋へ。先週末の人事異動で香港の現法の社長に就任することになった。10年以上も前にやり残し感もバックにしまいこんで撤退してきた香港へ、今、戻ることとなった。さすがに海外ブランクも長いので不安も大きいが、今回は一つ一つの仕事を丁寧にしっかりと積み上げていこう。仕事をするのもあと10年間程度だと考えると、今回のミッションが今までのキャリアのほぼ総決算となることは間違いない。

 ただし、前のめりになって転ばないように、「ゆっくりと、ゆっくりと。」を心掛けていこう。皆さんとはしばしのお別れにありますが、お元気で。

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Monday, September 20, 2010

火点し時(ひともしどき)

一日を人生に譬えると、朝起き(産まれ)、眠りにつく(死ぬ)サイクル。もし、輪廻があり、生まれ変わることがあればまた新しい一日を始めることもできるのでしょうが、つまるところ一期一会、死んでおしまいの一回限りの人生です。

一日の中でも最も活動的な時間って人それぞれ、色々ありますが、
この写真にあるのが夕方の6時半です。これから家路に向かう人、友人と一杯飲みに行く人、長い長い夜を楽しもうとする人。まさに、ワクワク時間です。一日のつもりに積もった話もあるしね。

今日も就業時間の範囲も終わり、「こんなものか」と見極めて、それはそれとして横に置きつつ、明日に向かってまた何かを準備する。また、眠りにつくまでの時間を自分自身が自由にできる時間として一日の反省をしたり、まったく別のことに没頭する。

一日を振り返り、何かをしようとするには早すぎもせず、遅すぎもしない「火点し時(ひともしどき)」。今はそんな時間帯を生きているのかな。

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